レッスン

テイクバックで、クラブを手先の力で持ち上げてしまう動きを見直すことで、トップ位置でのシャフトクロスを改善しました。

画面左、トップで右肘の向きが「横向き」に開いていた状態から、「下向き」に改善されたことで、シャフトが目標方向に対して平行の状態へと近づきました。その結果、ダウンスイングでの軌道の安定と、フェース向きの管理がしやすくなり、当たり方や方向の安定へとつながりました。

前回は、シャフトクロスの動きを改善したことでスイング軌道のブレが大幅に減少し、当たりが安定するようになりました。

今回は、ボールが左に飛び出してしまうプル傾向を改善するために、フェースコントロールを練習します。右手を手の平側に折ってしまうフリップの動きを改善し、適切なフェースローテーションの練習を行うことで、目標とするプッシュドローの球筋を作っていきました。

軌道とフェースコントロールはかなり安定してきましたが、時々大きなダフリのミスが発生してしまうため、インパクト付近での膝の動きを改善していきます。

インパクト時に右膝がボール側に出てしまうエラーを、足の使い方や腰の回転方法を練習することで修正しました。これにより、大きめの打点のずれが減少し、結果として飛距離も伸ばすことができました。

スイング診断でご提案したロードマップが一通り完了しました。
最後に、レッスンを通じて良くなった部分と、今後さらに改善していきたいポイントを一緒に整理していきましょう。

Mさんの目標は、「1年後までに綺麗なスイングで安定したスコアでラウンドすること」でした。そのため基本のスイング作りから行い、Optimotion（オプティモーション）を用いてスイングを分析・数値化。ミート率や曲がり幅を安定させました。ヘッド軌道やフェース向きがご自身で管理できるようになってきたので、あとは実践力を身につけるため、コースでのアウトドアレッスンを活用しながらアプローチやパターもレッスンしていきましょう！