第55回:そのスライスの改善方法はあっていますか?

腰を回転させるタイミングを知ろう

長い間、スライスに悩んでいる方はきっと、それを改善するために様々なドリルや練習をしていることと思いますが、残念ながら逆効果になっている可能性があります。
GOLFTECはこれまで数万人のゴルファーのスイングを計測し、スライスが出てしまう原因とその修正方法を究明しました。
今回はそのうちの1つをGOLFTECのBradが説明します。

スライスに対する考え方を変えましょう

ゴルフはなかなか一筋縄ではいきませんが、スライスがその要因の一つであることは間違いありません。
「こうしたらスライスが出なくなった」と聞いて実践しても改善されないということも多いのではありませんか?情報がたくさんありすぎて混乱してしまいますよね。

今回改めて考えを変えていただきたいのは「ダウンスイングは腰の回転から始める」という昔から言われていることについてです。
実はこれがアウトサイドインのクラブパスを生み出し、スライスをさらに悪化させてしまう可能性があります。
腰を早く開いてしまうと、ハンドパス(腕・手の軌道)がアウトサイドインになり、結果としてクラブパスもアウトサイドインになる可能性が高くなるためです。

腰は閉じたままの状態にしましょう

「先に腰を開く」とスライスになる可能性が高くなってしまうとしたら、ダウンスイングはどうすれば良いのでしょうか?             
しっかりとボールをつかまえられる上手なゴルファー達はトップからインパクトの間腰が閉じている時間が長くなっています。
ですので、スライスに悩んでいるゴルファーはダウンスイングで腰がターゲットに対し、閉じていれば閉じている程良いということになります。
トップで尾てい骨をターゲット方向に向け、その状態を長く保つのが良いでしょう。
慣れるまではプッシュアウトや大きいフックが出てしまう可能性がありますが、インサイドアウトのスイングになってくるので、ボールのつかまりは確実に変化してくるはずです。

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