第28回:2019年 新ゴルフ規則について①

Play Fastに繋がる新規則の数々

世界のゴルフ規則を統括するR&A(英国ゴルフ協会)とUSGA(全米ゴルフ協会)が、2019年1月1日から適用される新規則を発表しましたが、皆さんは既に把握されていますでしょうか?
この改定は、よりわかりやすく、不要な罰をなくし、スムーズなプレーになるようにという観点で見直されたものです。
前提として、ゴルフはプレーヤー自らが審判でもあるわけですから、規則は知っておかなければならないですし、知っていると得することもたくさんありますので、規則に自信のない方は今回の改訂をきっかけにしっかり覚えておきましょう。
今回のSCRAMBLEは、その中でも多くのゴルファーにとって関わりが多いであろういくつかの規則を取り上げたいと思います。

◆ コース内は5つのエリアに分かれ、名称が変わるものがある。
1. ティーインググラウンド → ティーイングエリア
2. スルーザグリーン → ジェネラルエリア
3. ウォーターハザード → ペナルティーエリア(ソールできるようになります)
4. パッティンググリーン → 変更なし
5. バンカー → 変更なし(名称の変更なしですが、ルースインペディメント(葉っぱや石など)を無罰で取り除くことができるようになります)
歴が長い方は古い呼び名で言ってしまいそうですが、慣れていかないといけませんね。

◆ 用意ができた人から打つことができる。
今まではスコア順、ホールから遠い順でしたが、用意できた人から打つことができるようになります。これでプレーが早くなりそうですね。
でも黙って打ってしまうと危ないので、「打ちまーす」という声かけをお忘れなく。

◆ OBやロストボールの場合、OBゾーンに入った付近やロストした付近から2罰打で打つことができる。
後ろの組が詰まっている時などに、暫定球、そしてまた暫定球、、、ということがなくなりますね。
ただし、これはプロツアーや公式競技では適用しません。

◆ 旗竿を立てたままパットをすることできる。
ロングパットの時に、キャディーさんや同伴プレーヤーに旗竿を持ってもらう必要がなくなるので、時間短縮になりますね。
もちろん、ナイスパットで旗竿に当たった場合の罰はなくなります。

今回は以上です。
ルールについて確認したい場合はGOLFTECのコーチにお聞きください。

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