レッスン

しゃくり打ちを無くす特訓が始まりました！
まずはスイング診断でお伝えした、トップポジションでの左側へのスウェイの見直しからです。前回、6.1インチ左へ流れていた腰の位置が、自主練の成果もあって2.6インチまで軽減されていました。ですがまだ十分とは言えないので反復練習を実施、映像（数値）と感覚のギャップを埋めていく作業は大切です。その結果、レッスン終盤には0.2インチまで改善されました。左右のグリップバランスも緩やかなドロー回転となる握り方へ修正しました。

今回のレッスンも、スイング診断でお伝えした「腰のスウェイ（Hip Sway）」を繰り返し意識することで、Kさんの1番のお悩みであるしゃくり打ちを改善することがテーマです。実はこれ、ダウンスイングの軌道修正にも役立つ最重要ポイントでもあります。

Kさんに限らず癖はそう簡単には抜けないため、トップでのHip Sway数値との戦いは続きました。ですがその甲斐もあって、数値は6.1A→2.6A→1.3Aと確実に変化。すると7番アイアン（32度）のキャリーもとんでもないことに…！今後が楽しみです。

前回までのレッスンで、トップまでのスウェイは大幅に改善されました。今回は、ダウンスイング以降の起き上がりによって再びしゃくり打ちをしないよう、踏み込み（SWAY）と腰の回転（Turn）を意識したトレーニングです。

その結果、インパクト時の腰の回転（HipTurn）は8度から41度へ、踏み込み（HipSway）が1.6Tから5.2Tへと変化しインパクト時のハンドポジションが改善されました。アイアンショットで綺麗なターフが取れる日も近いですね！！