第56回:GOLFTECでのレッスン体験記
2021.03.11
トピックス
アメリカのGOLFTECに通うゴルファー
今回はアメリカのOmahaにあるGOLFTECに通う、ブロガーのSean Denningさんのレッスン体験記をご紹介します。
Seanさんはゴルフ歴20年で現在のハンディキャップは3.3、目標はスクラッチプレーヤー(ハンディキャップ0)になることです。
私の2019年のシーズンはとても悔しいものでした。
ハンディキャップは4.2だったものの、ボールをコントロールできていると言える状態ではなく、練習の中でコツをつかめたと思っても、次のラウンドでは見事に打ち砕かれる…の連続でGOLFTECのレッスンに通うようになりました。
実はGOLFTECへ通うのはこれが3回目です。
最初に通い始めたのは、ずいぶん前の2007年です。
当時、GOLFTECのテクノロジーに惹かれたのをよく覚えています。
それまでに受けたレッスンはほとんどが、練習場でインストラクターがレクチャーしてくれたことをその場で実践するというものでしたが、どこを修正したら良いのかを明確に理解できず、改善するのがとても困難でした。
テクノロジー
2007年の私にとって、シミュレーターの使用は非常に新しいことでした。
ゴルフショップで試打する時に使用したことはあったものの、その時は正確性に欠けていると感じました。
現在のゴルフレッスンでシミュレーターの使用は一般的になりましたが、当時GOLFTECで見せられたスイングパスやクラブフェースの向き、ショットパターン分析などのあらゆるデータは信憑性がありました。
GOLFTECでは動画を多用し、レッスンやプラクティス(ベイ、打席練習)で常に正面と側面の両方から撮影されるので、自分のスイングをよく確認できます。また、コーチが画面に線を引いたりしながら、スイングの各ポジションをじっくりと説明してくれます。
さらに自分のスイングとツアープロのスイングの比較もできます。
また、レッスン中のビデオはオンラインに保存されるので、過去のレッスンビデオが何度も見られます。
これは2013年のレッスン時の画像です。
肩と腰にセンサーを装着しているのが分かりますね。
このセンサーで、肩の回転や傾き、腰の移動などが数値化されるのですが、私は最初、自分がどこを改善すべきなのかが分かりませんでした。
コーチはプロゴルファーと比較し、どこがどうなっているかを分かりやすく説明した上で、今後上達していくために何に取り組めば良いのかを明確にしてくれました。
GOLFTECでは膨大なデータ収集から導き出されたデータをSwing TRUと呼んでおり、ゴルファーの上達に活用しています。
https://golftec.golfdigest.co.jp/concept/swingtru.html
Swing TRUとは
GOLFTEC SwingTRUでは13,000人を超えるあらゆるレベルのゴルファーから48の異なる体の動きをサンプリングしました。
この調査結果を通し、プレーヤーのハンディキャップに直接相関するスイングの主要な体の位置を特定しました。
これは、ゴルフスイングとゴルファーの最も効率的な改善方法になります。
このGOLFTECのテクノロジーで、これまで出すことのできなかった結果を出すことができました。
GOLFTECでレッスンを受けた経緯
2007年以前はハンディキャップの記録はしていませんでしたが、大体ハンディキャップ5前後だったと思います。
GOLFTECへ通い始めてレッスンを数回受けただけで過去最高の夏を過ごすことができました。
スコアは74~76が多かったのですが、なんと難易度の高いコースで71をたたき出すことができたのです。そこでハンディキャップを正式に記録し始め、3まで下げることができました。
しかし、残念ながらその後の2008年~2012年はあまりゴルフができなくなってしまいました。
工学系の勉強をしながら仕事をし、さらに結婚をし、忙しくなってしまったのです。でも、ゴルフを再開する時にはGOLFTECへ行けばどうにかなると確信をしていました。
2013年にゴルフに復帰し、GOLFTECで再びレッスンを受けるようになった時、私は大きな目標を2つ持ちました。
スクラッチプレーヤーになることと、競技で良いプレーができるようになることです。
2013年~2014年のオフシーズンにスイングを改善し、競技に参加し始めました。 新しいスイングが定着していくうちにハンディキャップはゆっくりと減っていきましたが、それよりも競技での結果が劇的に変わりました。
以前はプレッシャーのないラウンドでは良いプレーができたものの、競技となるとスコアを崩してしまうことが多かったのです。
学生時代からずっとそれは変わらず、練習ラウンドより本番の方が悪くてがっかりすることばかりでした。
しかし、競技では相変わらず緊張はしてしまうものの、GOLFTECで身に付けたスイングのおかげか、最近では18番ホールまでスイングを崩さずにまわれるようになってきて、競技であってもハンディキャップ通りのスコアを出せるようになってきたのです。
2014年~2017年の間に出したベストスコアは競技ラウンドで出したものが多かったです。
それでも私はスクラッチという目標を達成することはできませんでした。
2016年は0.3と目標まであと僅かというところまでいきましたが、その後はまた戻ってしまい、2017年以降は3前後で推移しています。
光がさした瞬間
しかし、私はスクラッチプレーヤーという目標を諦められず、冒頭の通り、2019年12月にGOLTECに再び戻ってきました。
久しぶりに受けたレッスンはやはり目を見張るものでした。
自分のゴルフに不満があり、どうすればスコアが良くなるか分からない状態でしたが、コーチがその答えを導き出すまでにものの数分もかかりませんでした。
1シーズン以上かけて自分で何とかしようともがいてきたのですが、コーチの説明を聞いてあっという間に納得してしまいました。
すぐに改善できるものではありませんが、問題の原因や解決策が分かるととても安心できます。
自分一人でずっともがいていないで、もっと早くGOLFTECに戻ってくればよかったと思いました。
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