第87回:スライスは、腰回転のドリルで改善しましょう!

2022.07.11

テクニック

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コースでスライスに悩んでいませんか?安心してください。ゴルフテックのKaren Walkerがスライスを改善するドリルを紹介します。

スライスする原因は?

スライスする原因の多くは、バックスイングで体の回転をせずにクラブだけを上に持ち上げて、ターゲットラインに対してアウトサイドイン軌道で振り下ろしてしまうことから始まります。これによりボールにサイドスピンがかかってしまい、結果、スライスが出てしまいます。ご覧のように、体の回転はほとんどありません。バックスイングでクラブを高く振り上げるだけが飛距離を出せるとは限りません。そこには「感覚」と「現実」のズレが生じています。

 

バックスイングでクラブを高く振り上げることだけが飛距離を伸ばす方法ではありません。それよりも、体の回転を意識してください。バックスイングしたときにトップでの手の位置は、肩の後方にあり、胸の向きは体の回転により目標と反対側を向きます。ゴルフテックではPGAツアープロの平均値をもとに2つの数値をレッスンで使用しており、トップの位置での肩の回転は88度、腰の回転は44度です。これらの数値は適正な回転量の指標になり、数値に近いほどスイングやショットが良くなります。

 

腰回転のドリル

そこで今回は、クラブを使って体の回転が正しく行えるドリルを紹介します。まず初めに、グリップエンドをおへそに当てます。そしてクラブを浮かせて両腕をまっすぐにしたままシャフトを持ちます。次に、その状態でクラブをターゲットと反対方向に回転していきます。このドリルは、ボールを打たなくても正しい回転を感じることができます。

 

グリップエンドをおへそに当てて、腕をまっすぐにしたままターゲットと反対側に向くように回転していきます。回転の量や、PGAツアープロの平均値と比較したい場合は、最寄りのGOLFTECのコーチにお問い合わせください。回転が良くなれば、ショットも良くなります。

 

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