第84回:アプローチの上達方法
2022.05.25
テクニック
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アプローチに悩んでいませんか?おすすめのドリルを紹介します。
アプローチで寄せて、ワンパットでパーが取れたら嬉しいですね。ただし、トップやダフリのミスでボールを寄せられない時ほど悲しいことはありません。
どのレベルのゴルファーにとってもショートゲームのスキルはとても重要です。しかし土日しかプレーが出来ないゴルファーは、プロのようにグリーン周りの練習に何時間も費やすことはできません。
そこで、時間をあまりかけずに90秒でアプローチが上手くなるドリルを紹介します。
90秒で上達?
そうはいったものの、たった90秒でショートゲームが魔法のように上達することはありません。ですが、短時間で練習できるドリルを紹介します。
まず、グリーン周りで場所を決めたら、2本のクラブを約60cm離して置いてください。そしてクラブの間に何球かボールを置きます。 目標は、両方のクラブに当てずにグリーンに向かってボールを打つことです。
最初は上手くいかないかもしれません。クラブを体に近づけて振り下ろすことはできても、トップしてしまう可能性があります。また、上から振り下ろしフォローを出さずに打つこともできますが、結果的にボールは強く飛び出して転がりすぎてしまいます。これらのショットではカップに寄せることはできません。
バウンスを使いましょう
このドリルを上手く行うために重要なのは、ウェッジのバウンスを使うことです。バウンスには、クラブのソールが地面に接地したときに刺さることなく滑ってくれる役割があります。
バウンスを上手く使うには、クラブヘッドのソールを地面に適正な角度で当てる必要があります。このドリルは、地面に置いたクラブによって適正な入射角を作ることができます。
バウンスの使い方が理解できたら、地面に置いた2本のクラブを指標として練習していきましょう。
GOLFTECのNick Clearwaterが、ビデオで練習方法を紹介していますのでご覧ください。
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