第83回:効果的なパター練習方法
2022.05.13
テクニック
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効果的なパター練習方法でウィークポイントを見つけ、3パットを減らしましょう。
ティーショットだけで、スコアを崩してしまうことがあります。また、グリーンを外したり、アプローチのミスで大たたきしてしまうこともあります。ですが、アマチュアゴルファーがすぐにスコアを縮めたい場合は、パッティングのスキルをあげることが一番です。
GOLFTECに新規で来店するお客様の75%は、1ラウンドで少なくとも3パットを2回はすると答えています。このようなゴルファーに該当するようであれば、改善の余地があります。
パッティングのどこに問題があるか把握しなければ、いくら練習してもスコアは縮まらないでしょう。そこで今回は、パッティングのどの部分を改善しないといけないかを特定するためのドリルを紹介します。
読み方、距離感、方向性
パッティングには3つのスキルが必要です。グリーンの傾斜の読み方、距離感、打ち出し方向のコントロールです。このうち1つでもよくないと3パットしてしまいます。したがって、3つともテストする必要があります。
最初に練習グリーンのカップから4~5m離れたところにボールを置きます。少し傾斜のある場所を見つけてください。そして曲がりの頂点を見つけ、その方向にティーを挿します。これで打ち出し方向を決めることができます。
次に、ボールから約30cm先に2本のティーを挿し、約8cm幅のゲートを作ります。そしてそこをティーに当てずに通す練習をしてください。この練習で、打ち出し方向が合っているかわかります。
グリーンの傾斜の読み方、距離感、打ち出し方向のコントロールができているかは、このドリルですべて判断できます。何球か打って確認してみましょう。
パットがショートする傾向があれば、距離感をつかむ必要があります。ただ、ゲートにすぐぶつかるようでしたら、フェースの向きとクラブ軌道の修正に取り組むべきです。そしてボールが思ったように曲がらない場合は、グリーンの読み方の練習が必要になります。
この練習で、3つのパッティングスキルすべてが足りない場合もあります。もしそうだとしても問題はありません。ここでの目標は、自分自身をテストし、何を練習すべきかを把握することです。
GOLFTECのBrad Skupakaはこの練習方法をGOLF CHANNELのPaige MacKenzieとともに「Morning Drive」での番組で紹介しています。ドリル動画は下記のビデオで確認できますので、ぜひ参考にして3パットをなくしていきましょう。
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