第29回:2019年 新ゴルフ規則について②

ゴルフは距離感のスポーツ

前回に続き、新ゴルフ規則についてです。
その中でもゴルフにとって非常に重要な距離感に関するものを取り上げてみました。

◆ 距離計測器が使えるようになる。
今までも一部の競技などでは使用が認められていたりしましたが、2019年から正式に認められ、競技でも使えるようになります。(ただし、高低差が測れるのもは禁止)
普段、特に計測器は使わず、グリーンセンターまでの100とか150のヤード表示を見て、距離を把握して打っている方も多いと思います。
もちろんそれである程度はわかりますが、「ゴルフは距離感のスポーツ」という言葉もあるように、正確に距離を把握して打つということがとても大切です。

ご存知の方もいらっしゃると思いますが、プロツアーや公式競技では、フェアウェイに、グリーンエッジまで100・150・200・250ヤードの印があり、選手はスタート前に手渡されたピンポジションシート(これに、エッジからピンまでの距離が書いてある)と組み合わせて距離を把握します。
例えば、ボールが100の印から8歩(8ヤード)後方にあったらエッジまで108ヤード、エッジからピンが16ヤードだったらトータル124ヤード、といった具合です。
プロ選手は1ヤード刻みで把握して打つので、あんなにピンそばに寄せられるのです。(もちろん上手に打てるからですが)


皆さんも、「120ぐらいかな」ではなく、「124ヤード」とわかって打つことで本当の距離感が養われるわけです。仮に無風でフラットでな124ヤードを9番アイアンでナイスショットしてピッタリだったら、距離感に自信を持てるようになりますよね。これはとても重要です。
更に言うと、ボールが落ちた場所も把握できるとパーフェクトですね。キャリーが120ヤードでラン4ヤード、とか。

10代の頃、「歩測と目測だけで距離を測るのがゴルフだ」と教わったこともあるので、機器の使用OKというのは時代を感じますが、皆さんもこれを機に是非距離感マスターになってください。

ルールについて確認したい場合はGOLFTECのコーチにお聞きください。

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